矯正治療
当院では矯正治療も併用しており、矯正専門の歯科医師が治療を担当します。
虫歯や歯周病を防ぐためにも、歯並び・噛み合わせは大切です。
ラミネートべニア、クラウンなど、補綴(ほてつ)装置を被せて見た目の美しさを獲得する方法から、見えない矯正のマウスピース矯正や本格的にブラケットを行う矯正まで、患者さんのご要望に沿った治療計画をご提案します。
見えない矯正治療について
特徴
画期的な技術により、透明なので外からはほとんど見えません。
食事の時や都合が悪いときは、自分で外すことができます。
歯にブラケットやワイヤーを付ける手間がまったく不要なので、治療時間はとても短く済みます。
何回かに分けて型を取るだけです。
多くの場合、治療期間は数ヶ月間と短くてすみます。
アメリカや美容に敏感な韓国では、非常に増えています。
複雑なお口の場合は、一部分従来のブラケットをつける方法との併用になることがあります。
見えない矯正とは
見えない矯正は不正咬合を治療するため、患者様ひとりひとりのための治療計画に基づいてカスタムオーダーで製造される矯正装置です。これまでに全世界で5万名近くの先生方が見えない矯正で患者様の治療を行うための設定を受けており70万名を超える患者様が見えない矯正治療を受けています。(2007年12月現在)。見えない矯正での臨床報告については多数の論文があり、その多くが審査のある学術専門誌(AJO、JCO)で発表されています。
見えない治療では「クリンチェック」とよばれる独自の3次元シミュレーションソフトを通じ、コンピュータ画面上にて治療完了にいたるまでの総合的な治療計画の立案・検討を行って頂きます。治療計画の策定にあたっては、インターネットを通じた双方向なやりとりを経て先生方の承認を得た上で最終決定されます。
見えない矯正のメリット
- 透明感があり、装着していても目立ちません。
- 摂食や清掃時に取り外し可能なため治療中口腔および歯周組織の健康がよりよく維持されます。
- 矯正装置の装着による不快感が軽減されます。
- クリンチェックが表示する3Dアニメーション動画を通じ患者様自身も計画された歯牙移動を事前に見ることができ治療に対するモチベーション向上につながります。
なぜ見えない矯正なのか
「可撤式で弾力的な装置を形状の異なるものに徐々に交換していくことにより、歯を段階的に移動させる」といった概念は従来より存在し、過去にいくつかのアイデアが実用化されその臨床例も複数報告されて参りました。また、そうした考え方を基に石膏模型を分割して手作業にて仮想の模型をセットアップし、その都度、吸引圧接器等を使用して可撤式装置を作成するような作業を請け負うサービスも存在しているようです。では見えない矯正はそのような考え方やサービスと具体的にどういった点が異なるのでしょうか。
見えない矯正装置の製造にあたって
- 最先端のCAD/CAM(光造形)技術を通じ、コンピュータ画面上で策定された治療計画を精微に具体化する形でのアライナーの製造が可能です。(図1・図2)
- 治療期間(即ち、治療に必要なアライナーの総数)を問わず、担当医の承認後、治療完了までに必要なアライナー郡のすべてを製造し、ドクターに一括して提供します。(図3)
- 治療計画に関するコンピュータ上でのデータはデジタル情報として保管されるためアライナーの破損、紛失等の際の再製作にも迅速に対応可能です。
「ストローマンのマウスピース矯正方法が優れています」
透明で目立ちにくいマウスピースを使用した矯正技術になります。
従来の矯正ではワイヤーやブラケットを使用する治療のため装置が目立ってしまいますがマウスピース矯正では装着していることが外見上ほとんどわからないです。取り外しも簡単にできますので通常の食事が可能と歯磨きも通常通り可能です。あと様々な症例にも対応でき審美的にもおすすめです。
治療方法や材料は大学病院と全く同じですが、担当医が常勤ではないため料金は大学病院よりも低めとさせていただいております。
初診・相談料 | 3,300円(税込み) |
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検査料料 | 22,000円(税込み) |
診断料 | 33,000円(税込み) |
修正:ブラケット矯正 | 660,000円から(税込み) |
マウスピース(アライナー)矯正 | 簡単;550,000円(税込み) 複雑;1,100,000円(税込み) |
他 なんでもお問い合わせが可能です
矯正用インプラント | 一ヶ所につき | 88,000円(税込み) 器具材料費別途 |
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ブラケットを使用する矯正治療
治療は月に1~2回で1年間に12回、全部で20~36回程度(個人差が大きくあります。) 期間は2年~5年、成長期ではさらに長期間かかります。(個人差が大きくあります。) この間の矯正治療には以下の費用がかかります。 大体の場合、保険は利きません。支払いは分割できます。
初診料 | 3,300円(税込み) | |
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検査・診断料金 | 27,500円(税込み) | |
矯正装置装着料 | A)乳歯列期・混合歯列期 | 385,000円(税込み) |
B)限局矯正 | 385,000円(税込み) | |
C)永久歯列期 | 605,262円(税込み) | |
管理処置料 | 毎回 | 5,500円(税込み) |
保定装置料 | (リテーナ) | 22,000円(税込み)~55,000円(税込み) |
上記矯正装置装着料A~Cは患者さんの歯並びの程度で決まります。
また、AからCへの移行時には再診のうえ、差額料金が発生します。
矯正装置の種類によってさらに下記の値段が加算されます。
メタルブラケット | 金属のもの | 上記矯正装置装着料金のみ |
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セラミックブラケット | 目立ちにくいもの | +110,000円(税込み) |
クリアブラケット | 目立ちに<いもの | +55,000円(税込み) |
一般的な矯正料金は地域によって異なりますが、大学病院の場合で80万円~100万円程度です。
タ方や土日、休日診療可能な専門病院では+料金がかかります。
当医院では矯正認定医が大学病院より治療に来ています。
矯正認定医が常勤ではない為に、2割程度.大学病院の料金より低めです。
(治療方法、材料は大学病院と全く同じです。)
矯正診療日以外の日の対応は、常勤スタッフが対応いたします。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。骨や内分泌系の疾患があると、治療期間が延びる可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 矯正治療は、歯を支える骨の代謝をコントロールして歯を移動させます。そのため、治療の初期(1週間程度)には顎の部分に痛みまた熱感、倦怠感などの不快感が生じ食事がしにくくなることがありますが、だんだんと軽くなります。また、矯正装置による口内炎が生じる場合があります。
- 治療中は、装置が付いているため歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。時間をかけ、丁寧に磨いたり定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くことで隠れていたむし歯が見えることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯肉がやせ、下がることがあります。
- 歯周病や根の先に感染症があると、悪化することがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。また顎関節症があると、悪化することがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を再診断し変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などを再製作する可能性があります。
- 顎の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 成長期の矯正治療(混合歯列期治療)を行えば、必ずしも永久歯列最終治療を行わなくて済むわけではありません。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。